ご挨拶

― いま 伝えたいこと ―

私は六歳で日本舞踊を始め、常に和服を着ること、邦楽を聴くことに寄り添ってまいりました。日本人のもつ繊細且つ大胆な感性、美学に触れてこられたことを幸せに思います。

時代は緩やかに大きく変わっております。

着物を着る人が少なくなり、畳の部屋がなくなり、それに携わる人たちも数少なくなっています。古くから受け継がれていた日本のたいせつなものが薄らいでいくようにも感じます。しかし時の流れとともにかたちが変わっていくことも自然なことかもしれません。
私は日本舞踊を通して、着物の美しさ、邦楽の楽しさ、そして日本舞踊の素晴らしさなどを、お伝えしていきたいと思っています。
いつも踊りに心を込めて、たいせつな日本の伝統芸能に真直ぐに向き合っていこうと存じます。